2008年 12月 31日
『白川静-漢字の世界観-』(松岡正剛)
言葉、学問、東洋、呪術、歴史・・・漢字から広がる白川学の世界は無限にその射程を伸ばして行く。
白川静という孤高の学者の残した道のりは見上げるほど高く嶮しいものだけれど、その高峰を松岡正剛というこれまた尋常ならざる知性の持ち主が道標をつけてくれる。
この本は新書ながら今の日本の知性の最高峰に位置する本。
およそ「知的たらん」とする日本人であれば必読の書と言いたいと思います。
2008年最後の読み納めに相応しい名著でした。
松岡さんが白川さんについてNHKで講義したテキストを買ってそのままでした。
読んでみます。ありがとう。
前の記事になってしまい申し訳ないのですが、私もこの本を読んで感銘を受けたので、コメントさせていただきました。
漢字の深い世界に触れられて感謝・感謝ですね。
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