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旅の終わりに

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この一ヶ月で、鹿児島→金沢→和倉温泉と続いた、まるで松本清張の小説の展開のような出張ツアーも昨日の大阪出張で打ち止め。

昨日は高槻の母の家に泊まり、今日は京阪電車で出町柳まで行き、叡山鉄道で一乗寺まで足を伸ばした。

その訳は、昨日大阪の本屋で見つけた『おじさんの京都』(京阪神エルマガジン社)という、ちょっとマニアックな、しかしとても良い京都観光本で、京都一乗寺にある「恵文社」(外観写真)という本屋が、イギリスの『ガーディアン』誌で「世界の魅力的な本屋トップ10」に日本で唯一選ばれている事を知ったから。

京都散歩方々、母と「詩仙堂」「金福寺」の紅葉をちらっと眺めてから、「恵文社」に向かう。

ここはやはりその品揃えや配列のセンスの洗練という点で、少なくとも僕の知っている限り最高の本屋でした。

こんな素晴らしい本屋が街中にあれば、毎日通い、何時間いても退屈しないだろう。

居ればいるほど次々に本が欲しくなる迷宮のような世界にはまり、迷子になる前に数冊の本を手にレジに走り、後ろ髪を引かれる思いで店を後にしました。

この店はまさに本好きにとっての危険な聖地。
京都の奥深さの一端に触れました。

恐るべし京都。
Commented by k_hankichi at 2009-11-21 20:18
ちいさそうなところですが、そういう迷宮を中に孕んだ、わくわくする本屋さんなのですね。そういうところ東京や神奈川にもほしいです。あああ~。
by maru33340 | 2009-11-21 15:37 | お勧めの本 | Trackback | Comments(1)

音楽・本・映画などについての私的な感想


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