2009年 12月 07日
大事なことはみんな「あしたひろし順子」に教わった
相変わらず、世をあげて「変革ブーム」だけれど、みんな本当に「変化」を求めているのかしら?
オバマは苦戦、民主党も連立を続けるんだかどうだか、真央ちゃんはグランプリ・ファイナルに出場出来なかったし、「変革」を標榜する人々は、この所ややお疲れのご様子だ。
さて、閑話及第、昨日の朝、ブログ仲間(先輩)のsaheiziさんが紹介してくれた漫才「あしたひろし順子」の動画を見て大笑いしていて、「これは三年前の映像、今の二人(二人合わせて、年齢164歳!)は更に進化している。」という評を読んで、是非今の二人が見たいと思っていたら、いやはや、昨日の「笑点」に出てきたではないか!これはなんたるシンクロニシティー、と家族で見て、やはり大爆笑。たまたま見ていた大学生の次男も「これは凄い!」と大ウケ。
基本的に三年前のネタと(というより三十年前に僕が寄席で見たネタと)、構成や基本のギャグ、オチは、小さいくすぐりに多少の時事ネタが入る程度で、全く変わっていない。
しかし、それにも関わらず面白い。
というより、「だからこそ面白い」というべきだろうか。
古典落語が何回聴いても面白いのに近い領域にこの二人はいる。
そして爆笑しながらふと考えた。
「変化はそんなにいいものだろうか?これからの日本、もしかすると、基本的には同じ事を繰り返しながら、少しづつ改良を加えていくという生き方が正しいのかも知れない。
あしたひろし順子は今の日本人に大事なことを教えてくれているのか?」
もっとも当人達はそんなこと関係なく、今日もどこかの寄席で、あのヨタヨタしたダンスで客席を沸かせているだろうけれど…
家族そろって大笑いできるのが素晴らしいですね。
ひろし・順子も素晴らしいしmaruさんの家族も!