2010年 01月 15日
ミッドナイト・タケミツ
音楽には独自の構成や感情があり(そしてそれはなかなか強烈であり)、本がもたらす世界と違和感をもたらし、その微妙な異物感が集中力を削ぐのだ。
今まであまり異物感を感じなかったのは、多分感受性の何処が摩耗していたんだろうな、と思う。
しかし何かモノを書いている時の音楽はあまり気にならぬ。
これについては、まだ自分でも説明がついていない。
で、ようやく表題に繋がるのだけれど、タケミツのように余白の多い音楽を聴くためには、沈黙と静寂が必須となるわけで、まず昼間や電車の中では聴けない。
タケミツの音楽は、あまりの静けさに耳鳴りがするような時間にこそ相応しい。
(という気がする)
という感じですな。
書いているときはリズムを刻んだり遮音効果があるのかな。