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『街場のアメリカ論』(内田樹著、文春文庫)から始まる

連日、新聞やテレビで報道される沖縄の米軍基地移設問題を見たり聞いたりするにつれ、「これは一朝一夕に解決するはずはない問題であり、鳩山さんは自分の蒔いた種とはいえ、なんと困難な問題のつまったパンドラの函を開けてしまったものか…」という思いがつのる。

日米関係の問題は、明治維新にはじまり、太平洋戦争による敗戦を経て今日に至る難問中の難問。

まずは正しい問いの立て方から始めるしかないかと思うけれど、それにはまずこの内田樹氏の『街場のアメリカ論』から始めるのが良いようだ。

もう夜も更けてきたので詳しくはいずれ記載することとして、まずは最近文庫にもなったので、本屋で「まえがき」だけでも眺めて下さい。

少なくとも僕は、一読して目から巨大な鱗が数枚落ちました。
Tracked from 新・はんきちのつぶやき at 2010-09-05 11:07
タイトル : 『街場のアメリカ論』・・・視野の広さの大切さを知る
『街場のアメリカ論』(内田樹著、文春文庫)。出張中にすこしづつ読みはじめ、さきほど読了。友人の薦めの通り、目から鱗が何枚も落ちた。一刀両断、痛快至極だった。 確かに、1853年にペリーが来航したにも関わらず、米国が好きだったフロンティアスピリッツ(西漸[せいぜん])が止まったのは、南北戦争(1861-1865年)があったからなのだ、と腑に落ちた。アメリカのなかで内戦が起きていたから、国を挙げて西漸するということができなかった。 もしも南北戦争がもっと前に起き、収拾されていたとすれば、米国は...... more
by maru33340 | 2010-05-07 00:15 | お勧めの本 | Trackback(1) | Comments(0)

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by maru33340
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