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ロシアの闇、フランスの夕暮れ

フランスの夕暮れを煮詰めて行けば、ロシアの闇が生まれるのか。

この所、ロシア音楽とフランス音楽の間を行ったりきたりしている。

ラヴェルは何故、一見異質に思えるムソルグスキーのピアノ曲をオーケストラ版に編曲したのか?
待て待て、本当にこの二人は異質なのか?

そんなことを考えながらいろんな『展覧会の絵』を聴き比べたり、ラヴェルの他の曲を聴いたりしているうちに、ラヴェルという人の曲の中にある「野蛮なもの・歪んだもの」への指向というか、「闇」の中に沈み込んで行く傾向性に思いいたり、冒頭の事を思った。

フランスとロシアには奇妙な親和性があるようだ。
Tracked from クラシック音楽ぶった斬り at 2010-07-21 19:46
タイトル : アバドのムソルグスキー:ホヴァンシチナ
アバドのムソルグスキーの音楽に対する情熱と慧眼には敬服せざるをえない。 ... more
Commented by k_hankichi at 2010-07-18 09:27
フランスとロシアには、お互いに、自分が持っていないものに対しての「憧憬」があるのかな・・・。
by maru33340 | 2010-07-14 08:34 | お勧めの本 | Trackback(1) | Comments(1)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
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