2010年 09月 07日
夢うつつで読む『遠野物語』
熱も出て来たので、昨日医者に行き、会社を早退した。
帰宅後、床に横になりながら『遠野物語』を読む。
薬のおかげで、すぐに眠くなり、一遍読んでは眠り、目が覚めては読むという繰り返し。
そのせいか、座敷ワラシや河童や狐達の物語が、本の中の世界なのか、夢の中での出来事なのか判然としないまま混然一体となっている。
柳田国男の文章は、端正で淡々としており、反ってそれが怖い。
体調が戻ったら、晩秋の遠野を訪ねたいものだ。
少し涼しいですね。台風を待ち望んでいます。