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風を感じるということ

昨日、荒川サイクリングコースを自転車で走った時に、耳元を過ぎ去る風を身体中で感じながら「ああ、今まさに自分は生きているのだなあ…」という実感がふつふつと湧いてきた。

3. 11以来、頭の中にモヤのようなものがかかったまま、日々を過ごしていたけれど、自転車で身体中で風を感じていると、少しずつモヤが晴れてくるような気持ちになった。

夜眠りにつく時もまだ耳元で風が吹いているような気がして、なかなか寝つくことが出来なかった。

この歳になって、こんな少年のようなワクワクした気持ちになるとは自分でも不思議な気がするのだが。
Commented by k_hankichi at 2011-05-09 21:38
maruさんの『風の歌を聴け』を、ぜひぜひよろしゅう。

注:おばけ煙突に、想いを馳せろ。
Commented by maru33340 at 2011-05-09 22:18
人間には身体といふものがあり、あまり頭でっかちになってしまうとそのことを忘れ、別段意識しないでいると途端に身体に逆襲されるのはバランスといえて、身体が声を聞かせたがっているのがわかる。
Commented by saheizi-inokori at 2011-05-10 11:15
小三治が「バ・イ・ク」で二輪車の歓びを語っていました。
風を感じる、人の生活を感じると。
Commented by maru33340 at 2011-05-10 20:39
今まであまりに風を感じない生活を過ごしてきました。遅ればせながら再生の気持ちで…
by maru33340 | 2011-05-09 19:26 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
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