2011年 05月 10日
忘れないうちに、と思ったけれど…
二人とも樹木好きらしく最初の30分は樹木談義。
僕も最近巨木を眺める事が好きで面白かったけれど、大半の人はさすがにポカンとした表情。
後半になり地図と創作との関わりの話になり、次第に盛り上がってくる。
(僕は地図も好きなので)
柴崎さんは、
「架空の街を舞台にした小説は書けない。実際の土地を主人公が歩いていて、ふっと見知らぬ街に入り込む瞬間に小説が生まれる。」と語り、なるほどと思う。
また、
「前回試した方法でうまく小説が書けても、次回その方法が通用することはなく、毎回新たに作り出さなければならない。」
とも語る。
最後は、それぞれ相手に贈る散文詩を朗読。
これがなかなか良かったのだけれど、メモを取らなかったので、きれいに記憶から消えてしまった。
ううむ…