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シューベルトの即興曲に魅せられた男

ピリスによる演奏があまりに素晴らしく、シューベルトの即興曲にすっかり魅せられてしまい、夜毎色々なピアニストによる演奏を聴き比べる事が今の僕の無上の喜びである。

ピリスに続いて、内田光子、ブレンデル、リリー・クラウスと聴き、何れもそれぞれの味わいがあり、興味は尽きない。

ピリスの音色の美しさはまさに詩であり、内田光子の深淵を垣間見るような演奏は魂を震わせ、ブレンデルの演奏はまるでベートーベンのように立派な音楽、リリー・クラウスはまさにチャーミングそのもの。

今日聴いているのは、ツィマーマンの演奏。
知的で清潔な佇まいながら、ふとテンポを落とす所にえもいわれぬ詩情が漂う。

あんなに苦手だったシューベルトなのに、何故この即興曲という曲は僕を魅了してやまないのだろうか。
Commented by k_hankichi at 2011-09-12 00:11
シューベルトは、僕はまだまだ苦手です。いつその降臨があるだろうか・・・。
Commented by noanoa1970 at 2011-09-12 02:22
こんばんは
小生もシューベルトは「即興曲」で好きになりました。
中でもD899の3番G flat major が大好きで、分散和音に乗って奏でられる哀愁を帯びたメロディに、虜になった思い出があります。
一番のお気に入り演奏は小生の場合、やはり「ウイルヘルム・ケンプ」です。歌いまわしと強弱のつけかたが、ものすごく地味に溢れているようで、LPで40年間聴き続けています。http://www.youtube.com/watch?v=gn3FhAk8EPEで聴くことが可能です。
Commented by maru33340 at 2011-09-12 07:24
noanoaさん
コメントありがとうございます。ケンプの即興曲是非聴きたいと思っています。
Commented by maru33340 at 2011-09-12 07:25
はんきちさん
即興曲はちょっと別格かも知れません。騙されたと思って一度聴いてみておくれ。
by maru33340 | 2011-09-11 22:49 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(4)

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by maru33340
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