2012年 01月 29日
リサ・バティアシュビリのブラームス/ヴァイオリン協奏曲
この人の演奏を聴きたいと思っていた。
これは期待を遥かに上回る素晴らしい演奏だった。
技術と情熱のバランス、歌心に満ちた歌い回しとハンガリー風のフレーズの弾き分けのメリハリ。
骨太にして豊穣な音色も大きな魅力。
この人と、イザベル・ファウストの二人のヴァイオリニストが今の僕のマイブームになりました。
リサ・バティアシュヴィリのその録画をビデオでようやっと観た。maruさんの絶賛と、Saheiziさんの年末の繊細にして迫力もあるしたそのひとのものだ。ビデオは12/9の演奏、Saheiziさんはその翌日の公演のようだ。 ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、ぼくは学生時代から浪速の漫才のような曲だと信じて疑わなかったのだけれども、リサの演奏はそれを底辺から覆した。凛とした跳躍の曲だった。厳しい姿勢と柔軟なる優しさの混合。 彼女は、しとやかで控えめさのなかから精神を滲みださせるような身のこなし(...... more
リサ・バティアシュヴィリの春の新譜でブラコン、その他。なお、この盤はバティアシュヴィリのDG移籍第二弾となる。 http://tower.jp/item/3177495 Brahms:Violin Concerto in D major, Op.77 Lisa Batiashvili (Vn) Staatskapelle Dresden, Christian Thielemann Clara Schumann: Romances, Op.22 Lisa Batias...... more