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まるで長編小説を読むようなゴルトベルク

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先日、神保町で入手したシモーヌ・ディナースタインのゴルトベルク変奏曲を聴いた。

大変素晴らしい。

極めてゆっくりしたテンポで一音一音を、美しい音で丁寧に演奏していく。
(演奏時間は、78分20秒。マーラーの交響曲のような長さだ)

それは演奏というより、まるで美しい語り部が読み聞かせる長編小説を聞いているようだ。

フレーズは陰影に富み、最後のアリアを聴いていると、この物語の終わりが来るのが惜しくなってくる。

シモーヌ・ディナースタイン、今一番気になるピアニストになりました。
Tracked from クラシック音楽ぶった斬り at 2012-05-06 13:22
タイトル : ショルティ&シカゴ響のマーラー:交響曲第3番
ショルティらしく新古典主義的な様式感を根底においたマーラーだ。 ... more
Tracked from クラシック音楽ぶった斬り at 2012-05-06 19:49
タイトル : バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン/マーラー:交響..
やはり凄いのはそのドラマティックでテンションの高い音楽づくりであろう。 ... more
Tracked from クラシック音楽ぶった斬り at 2012-05-07 14:38
タイトル : 朝比奈&大阪フィルのマーラー:交響曲第2番「復活」
大阪フィルも朝比奈の指揮の下、素晴らしい演奏を展開しており、独唱陣や合唱団も最高のパフォーマンスを示している。 ... more
Tracked from クラシック音楽ぶった斬り at 2012-05-08 15:34
タイトル : テンシュテット&ロンドン・フィルのマーラー:交響曲第8番..
壮絶な命がけの演奏は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な圧巻の迫力に満ち溢れている。 ... more
Commented by k_hankichi at 2012-05-04 20:33
うー、あこがれです。ひたりたい。
Commented by maru33340 at 2012-05-04 22:01
これは久しぶりに目からウロコが落ちるような名演でした。
by maru33340 | 2012-05-04 16:06 | お勧めの本 | Trackback(4) | Comments(2)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
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