2012年 08月 19日
バルピローリのシベリウス
この全集にはシベリウスの主な管絃楽作品も収められている。
今日はその中から「悲しきワルツ」「トゥルネラの白鳥」「フィンランディア」などの作品を聴いているけれど、荒涼とした北の海を思わせる淋しい音色や良く歌う弦が、いかにもシベリウスである。
同時に、長い冬の間抑え込まれた感情が一気に解き放たれた時の激情の表現もまた実に素晴らしい
やはりバルピローリという指揮者、一筋縄ではいかない人でありました。
デイヴィスによるシベリウスの交響曲へのアプローチは、曲想を精緻に描き出すという純音楽的で自然体のものと言える。 ... more
バルピローリは好きな指揮者ですが、シベリウスの交響曲は聴いたことがありませんでした。
全集を出しているのですね。
一度きいてみたくなりました。
ところで私は、中世の面影を残すプラハの旧市街写真などで紹介いたしました。ご感想、ご意見などコメントをいただけると大変うれしいです。