2013年 07月 29日
夢にうなされる
戦前の日本。
画家である僕は仲間の画家達と展覧会を企画していたが、特高警察に目をつけられ展覧会の中止を命ぜられる。
軍関係の有力者に働きかけ、「戦争讚美の作品を1点展示するなら、他の作品の展示も許す、ただし事情は周囲に言ってはならない」と言われ、僕は戦争画を書くことになった。
そこへ、左翼の運動家が乱入し、「おまえは国に魂を売ったのか?」と激しく罵られ、「魂がまだ生きているなら展覧会に火をつけろ」と迫られる。
展覧会を開くためとはいえ、戦争画を書く僕に仲間の眼は冷たく、左翼グループからも非難され、自暴自棄となった僕は展覧会の初日、会場に火をつける。
燃え盛る火が東京の下町を焼き尽くす風景を茫然と眺める僕の前に特高警察が現れた所で目が覚めた...
体調不良と暑さと湿気が生んだ悪夢にしては、やけに生々しく、深い疲労に襲われてしまった。
私も対立の板挟みになる夢は多いですが。
ご心配おかけして申し訳ありません(>_<)
この夢は三島の「金閣寺」に、あまちゃんの前にBS でやってる「純情きらり」をベースに
藤田嗣治の人生が重なってますなあ(>_<)
しかし小説にはなりそうです。