2014年 03月 11日
あの日から
風邪ではないようだし、何か心屈する事があったわけではないのに何故だろうと訝しく思いながら、ああ、あの日から3年目たったのだと思い出して納得がいった。
あの日僕は勤務先のビルの20階にいた。
経験したことのない突然の大きな揺れに、オフィスの机の下に潜りながら、向かいのビルが左右にゆらゆらと揺れ、窓ガラスを清掃中のゴンドラが振り子のように揺れているのを見ながら、まるで幻を見るように感じ、現実の事だとは思えなかった。
しばらくして、隅田川に浮かぶ舟が川の上流に向かって動いていくのを見て、ただ事ではないことが起きていると感じ身体が震えた。
あの日、もしかするともう駄目かも知れないと思いながら、もし無事なら、一日一日、一瞬一瞬を大切に生きようと心に思った気持ちを、ややもすると忘れそうになる自分がいる。
風化させてはいけないのだ、あの日もあの時の自分の心も。
そうですね(>_<)
そうなんです、怖さは変わらない、状況は全く変わっていない、そこが怖いですね。