2014年 07月 31日
やりきれない事件に言葉失い
このやりきれなさは、容疑者の年齢や、動物虐待の過去を持つなどの点から、1997年の神戸での酒鬼薔薇事件を思い出させる。
あの頃は、地下鉄サリン事件や神戸での地震の後ということもあり、どこか社会全体が殺伐とした空気に包まれた中での事件発生だった。
あの頃僕は個人的な出来事もあり、やや精神的に不安定な時期を過ごした。
今回の佐世保の事件もまた、原発や地震の傷が癒えぬこの国の、空粗な空元気のような政治情勢の中で起きたことから、やはりあの時代を思い出させ、酷く気が滅入り恐ろしく、最近の心身の疲れも重なり、夜中に目が覚めてしまうのだ。