新・クラシック音楽と本さえあれば

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2016年 09月 14日

晩夏の夜更けに

狂おしい暑さの後には激しい雨が降り続き、そんな夏がいつまでも続くかと思っていたのに、気がつけば秋の虫が鳴きかわし、湿り気を帯びた風にはひんやりとした空気が混じりいつの間にか季節は晩夏の様相。

陽は日に日に短くなり黄昏が胸に迫り、失った時間が戻らぬ切なさの中に佇む時間が増える。

ここ数日、坂本龍一のピアノに大貫妙子の浮遊感のある声が寄り添う美しいアルバム「UTAU」を繰り返し繰り返し聴いている。

まるで三島由紀夫の初期の短編小説のような売野雅勇による歌詞が晩夏の季節に似合う。

 眼差しの不実さと
 気高さに溺れてた

 狂おしい夏だった
 青空も 声も
 小さな死のように

 これ以上 愛さない
 禁じる愛おしさで
 瞳は 傷口と知る魂の

もう、秋がきたのだ。

UTAU(2枚組)

大貫妙子 & 坂本龍一 / commmons


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by maru33340 | 2016-09-14 00:42 | 日常 | Trackback | Comments(5)
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Commented by Oyo- at 2016-09-14 11:49 x
わおー!同じ表紙、同士^^ 
気怠そうなCDのような・・・
Commented by k_hankichi at 2016-09-14 22:00
maruさん、この素晴らしき音盤、紹介ありがとう。消え入りそうに美しい。
Commented by maru33340 at 2016-09-15 18:54
おようさん
はんきちさん
これは本当に素晴らしいアルバム。
何度聴いてもその都度ため息が出るほど美しい。
Commented by Oyo- at 2016-09-16 11:10 x
聴きたいなー(>_<)!
Commented by maru33340 at 2016-09-17 12:15
おようさん
是非!


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