新・クラシック音楽と本さえあれば

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2017年 08月 02日

音と記憶の物語

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出張先の琴平のホテルで吉田篤弘さんの小説『遠くの街に 犬の吠える』を読了。

音を巡る清冽な物語はこの著者らしい詩情に満ちていて、読んでいてとても清々しい気持ちになる。
小さくてはかないもの、微かな記憶、耳には聴こえない音たちをそっと掬いとるような繊細な文章が静かに心に沁みる。

この作者の小説では『つむじ風食堂の夜』が一番好きだけれど、その系譜に繋がる寓話的な世界と少し浮世離れした登場人物たちが愛おしい。
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by maru33340 | 2017-08-02 05:53 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)
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Commented by k_hankichi at 2017-08-02 07:03
うんうん、「つむじ風食堂」の系譜だね。音についての小説ということでも新たな領域だと思う。
Commented by maru33340 at 2017-08-02 07:11
はい、好きな方の吉田篤弘さんの系譜。
こちらの小説をたくさん書いて欲しいなあ。
Commented by Oyo- at 2017-08-02 13:48 x
読んでみましょ^^
それに致しましてもつい先日都内に出張していらっしゃったのにもう琴平(多分香川県?)お忙しいんですねー!体調お気をつけになってください。
Commented by maru33340 at 2017-08-02 18:13
ありがとうございます
東京▶️琴平▶️東京の三日間です(^^;
移動はやはり疲れますね


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