新・クラシック音楽と本さえあれば

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2017年 08月 10日

法事にて

昨夕、父の法事で母の住む高槻の実家に戻った。

昨日の午前中少し重い物を持ち腰を痛めてしまったので、今朝お坊さんが来るまでお盆の準備をしてある仏壇のある部屋で座布団をひき横になっていたら法事の始まるお昼前に腰の痛みがスッとひいた。
母にそう話したら「それはおとうさんが治してくれたのよ」と当たり前のように言う。
「そんな非科学的な…」とは思ったけれど「そうかもね」と答えてお参りを終え一緒に昼食を食べて帰宅する前に本屋に寄り、出たばかりの河合隼雄さんのエッセイ『こころと物語のゆくえ』を買って新幹線で読んでいたらこんな言葉に出会った。
「人間の肉体は消え去るが、その人の存在そのものがなくなることはない」。

そう言えば父は生前、あまり身体が強くない僕の事を気にしていて、初めて富山に単身赴任した時には週に一回は手紙をくれて末尾に「風邪をひかないように」「ちゃんと栄養をとるように」と必ず書き添えてくれていた。

もしかすると今日僕の腰を治してくれたのはほんとうに父だったのかも知れないなあ。
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by maru33340 | 2017-08-10 19:17 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)
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Commented by k_hankichi at 2017-08-10 21:02
「人間の肉体は消え去るが、その人の存在そのものがなくなることはない」・・・これは素晴らしい観念ですね。どのひともその存在は永遠にある。確かに、スデニ去り逝く人々のことであろうとも、在りし日のことを考えると、そのときのことを鮮やかに甦ることがあります。
Commented by Oyo- at 2017-08-10 23:39 x
御父上の存在力の賜物・・・精神の力を感じます(^_^)v
Commented by maru33340 at 2017-08-11 06:04
はんきちさん
おようさん
お盆だから帰って来てくれたんだなとほんとうに素直に思いました。
不思議な不思議な経験をしました。


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