新・クラシック音楽と本さえあれば

maru33340.exblog.jp
ブログトップ
2017年 09月 05日

「心配停止」社会にハンナ・アーレントを読む

f0061531_853723.jpg

北朝鮮が六度目の核実験を強行した。
日本の上空をミサイルが通過するのは明らかな異常事態。
原発の問題も解決はみない。
南海トラフ地震発生の危険も大きい…

この時代の危機を前に人は巨大な不安を覚えている…はずだけど、ニュースでは政治や芸能界のスキャンダルが大きく扱われ日替わりの刺激に翻弄され本当の危機から目を反らしている日々。

そんな本当の危機から意識的に目を反らし、お気楽に日々を送る日本の現実の事を五木寛之さんは「心配停止」社会と名付けた。

そんな中、昨夜から始まったNHKEテレ「100分で名著」で取り上げられたのはハンナ・アーレントの著書『全体主義の起原』。
番組を見ていて、日本を含めた今の世界の情勢はアーレントがこの著書で描いた第二次世界大戦前の時代に極めて似ている事に改めて愕然とした。

彼女の言葉
「考えることをやめるとき、人は凡庸な悪に囚われる」
「考えることで人は強くなる」
という言葉を今こそ本気で噛みしめ行動しなくては、と思う朝。
[PR]

by maru33340 | 2017-09-05 08:53 | お勧めの本 | Trackback | Comments(6)
トラックバックURL : http://maru33340.exblog.jp/tb/28122080
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by Oyo- at 2017-09-05 10:37 x
ご紹介有り難うございます。見ます。
本当に「心配停止」ですね!
考える事を止めては絶対にいけません。そして怒りは戦争に繋がる。和を持つということは考えることなのです。
生きとし生けるものは愛、忍耐、愛です。
Commented by maru33340 at 2017-09-05 21:24
おようさん
考え続けるのはなかなかしんどいけれど、やはりそれしかないですね。
アーレントから勇気をもらいながら。
Commented by saheizi-inokori at 2017-09-05 22:14
反戦反核の意思を明確にすること、今の政権を倒すこと、流れを変えるために。
Commented by maru33340 at 2017-09-06 06:56
さへいじさん
はい、ささやかでも今の自分が出来ることをやり続けるしかないですね。
Commented by k_hankichi at 2017-09-06 17:48
確かに全体主義に組み込まれている。診ても見ていない、不感症は不干渉。どうしたらよいのか。
Commented by maru33340 at 2017-09-06 19:59
はんきちさん
僕はまずはアーレントを読むことから始めますよ。


<< 新しい、まっすぐ進まない音楽      宴の後のバッハ >>