2006年 10月 15日
『村上春樹はくせになる』(清水良典)
村上春樹の小説はほとんど読んでいるのに『アンダーグランド』だけはどうしても読めなかったのですが、少しそのわけがわかりかけて来ました。
僕の中で、阪神大震災とオウム、サカキバラ事件は混然一体となっていて、そこに深入りすることは何か闇の中に入り込むようで、無意識のうちに避けていたようです。
しかしそこにきちんと向き合わなければ、中年クライシスを乗り越えることが出来ないのでは…とようやく気がつきました。
これを機に『アンダーグランド』に向き合おうと面白います。