2007年 06月 24日
「ブエノスアイレス迷宮」へ
これはとても良いイベントでした。
ボルヘスの幻想的な詩とピアソラの音楽は確かに非常に近しいものがあり、組み合わせに違和感はありません。
暴力的な幻想と恩寵のような甘さが、ねじれるような形で混在するピアソラの音楽を、「エスタモス・アキ」(バンドネオン・ピアノ・歌)、ゲストの古橋ユキさんのバイオリン、斎藤徹さんのコントラバスが見事に表現していて、苦くて甘く、激しく優しいタンゴに酔いしれました。
二時間半はあっという間に過ぎていきました。
やはり音楽は良いですね。