新・クラシック音楽と本さえあれば

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2007年 12月 02日

「良い音」の発見

音楽は学生時代から好きで聴いているけれど、いわゆる「オーディオ」に興味を持ったことは一度もなく、今もごくごく普通のミニコンポで音楽を愉しんでいる。

ところが、石田衣良さんのエッセイ集『目覚めよと彼の呼ぶ声がする』(まだ半分くらい読んだ所ですが、とても良いエッセイ集です。)の中で、
「一銭もかからずにいい音をきく方法」
が紹介されていたので、ちょっと試してみた。

こんな方法です。

まずスピーカーの中央できく。
中高音ユニットの高さを耳の位置にあわせる。
そして後ろの壁との距離や左右の角度を調整していく。
するとあら不思議。
歌手が目の前に立ち、低音はより豊かに響き、スピーカーのさらに外側でパーカッションが煌いている。

そんな簡単なことで、そんな大げさな変化が、と思いませんか?
僕もそう思いながらだまされたつもりで、試してみました。

ところが試してみてびっくり。

試しに志ん朝の「酢豆腐」をかけてみたら(いきなり落語か)、なんと部屋の真ん中に高座があってそこで志ん朝さんがしゃべっているようにきこえる。
出囃子や観客の笑い声は確かにスピーカーの外側できこえて大変な臨場感。

これは面白いと、今度はマーラーの交響曲やらリヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」やらドビュッシーのベルガマスク組曲やらアン・サリーのベストアルバムやら・・・手持ちのCDをとっかえひっかえ聴いて愉しみましたが、どれもこれも新鮮な発見があります。

こんなことは、オーディオに少しでも興味のある人にとっては常識以前のことも知れないけれど少なくとも僕には大発見でした。

もしよろしかったら試してみて下さい。

目覚めよと彼の呼ぶ声がする
石田 衣良 / / 文藝春秋
ISBN : 4163697209
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by maru33340 | 2007-12-02 16:49 | 日常 | Trackback | Comments(2)
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Commented by saheizi-inokori at 2007-12-03 10:45
昔、ラジオを二台置いてステレオ放送を聴いたことがありました。
NHKの徳川夢声・宮本武蔵かなにか。放送のはじめに音を出して真ん中から聞こえるようにしてから聴くのでした。
オーデイオの性能がよくなってそういうことをしなくてもステレオで聴くことができるように思っていたけれど原理は変わらないと言うことですね。
我が家はいろんなものの間にスピーカーを置いたから試験できないなあ。
Commented by maru at 2007-12-04 07:04 x
saheizi-inokori様
まさに原理は一緒ですね。
単純ですが改めてその効果を実感して、音楽・落語を再発見しています。


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