2008年 01月 13日
汚れちまった悲しみに・・・
天気予報では、今日は終日雪。
この雪は今週一杯は続くよう。
いやはや・・・
今年の北陸は昨年にもまして暖かい冬でしたが、ここにきて本格的な冬到来です。
昨夜からぐっと冷え込んでいるせいか、今朝の雪はさらさらのパウダースノー。
窓から見える景色は(見ている限りは)とても美しい。
(しかし今日はこれから仕事に行かなくちゃいけないのですが・・・)
雪を見ながら、先日友人が送ってくれた、雑誌『新潮』の先月号の付録についていた古川日出男さんの詩の朗読のCDの中の中原中也の「汚れちまった悲しみに・・・」を思い出しました。
このCDはどうも実に不思議な朗読で、なんというのか、読むというより、叫び、唸り、吼えるというような感じで、「もし電車でこの人がこの詩を朗読していたら周りの人は次第に遠くに逃げていくのでは・・・」というような感じです。
しかし妙に心には残る。
『新潮』は何故このCを付録につけたのだろう・・・
あの感覚で詩を読んだら?聞いてみたいですね。
コメントありがとうございます。
実は古川日出男さんの小説は読んだことがなく、今日早速仕事帰りに本屋に走り『soud track』を読み始めました。
まだ冒頭を読んだだけですが、ぞくぞくするような疾走感ある文体は全く新しい感覚ですね。楽しみです。