新・クラシック音楽と本さえあれば

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2017年 08月 02日 ( 1 )


2017年 08月 02日

音と記憶の物語

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出張先の琴平のホテルで吉田篤弘さんの小説『遠くの街に 犬の吠える』を読了。

音を巡る清冽な物語はこの著者らしい詩情に満ちていて、読んでいてとても清々しい気持ちになる。
小さくてはかないもの、微かな記憶、耳には聴こえない音たちをそっと掬いとるような繊細な文章が静かに心に沁みる。

この作者の小説では『つむじ風食堂の夜』が一番好きだけれど、その系譜に繋がる寓話的な世界と少し浮世離れした登場人物たちが愛おしい。
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by maru33340 | 2017-08-02 05:53 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)