新・クラシック音楽と本さえあれば

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2007年 12月 31日

良いお年を

昨日(30日)は学生時代の友人と三田で集まる。

早めに到着したので、26年ぶりに母校のキャンパスを散策。
学校までの道は随分様変わりしていたけれど、キャンパスはほとんど変わっておらず、良い雰囲気で、あまり熱心に学校には行っていなかったことを少し後悔する。

夜は友人宅で久しぶりに痛飲。
楽しい時間を過ごしました。

やはり友人というのは良いものです。

今年もあと2時間弱。

皆さん良いお年を。
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by maru33340 | 2007-12-31 22:10 | 日常 | Trackback | Comments(2)
2007年 12月 24日

『ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか-』(梅田望夫)

僕のブログは、落語や映画やクラシック音楽を巡るよもやま話で、最近はお茶の話しなど、およそ浮世離れした話題に終始している。

およそ時代性というものとは無縁のもので、まあ一種の隠居志願のようなもの。

これは自分が好きな事、書きたい事を書いているうちに自然にそうなったわけで、誰に言われてそうしたのでもなく、自分の性に合うことだけを書いているわけだ。

好きなことを書いて、少数だけれど読んでくれる方々がいらして、時々励ましの言葉を貰ったりして、これに優る喜びはない、と思っている。

最近はほとんどテレビでニュースも見ないし、(もっとも最近の事件は全く理解不可能な事が多くて、見ているだけで嫌になってしまうことが多いので意識的に見なくなってしまったのだけれど)それで困ったことは、少なくともあまりない。(と思っていた)

そんな人ですから、「ウェブの現在」というような話題は特に興味引かれる話題ではかったので、この本の著者である梅田望夫さんの『ウェブ進化論』がベストセラーになった時も、「ああそうなのかなあ」となんとなく本屋で見かけて手に取ったものの、これまで読まずに来ました。

ところが・・・
この『ウェブ時代をゆく』を新聞広告で見て、もしかすると世の中は僕が安穏と暮らしている間に、大変な事になっているのかも知れない、と思い、本屋に走り、一気に読了しました。

著者は、1975年から2025年の半世紀は、「時間」と「距離」と「無限」についての新しい感覚を身につけた新しい世代が登場し、福沢諭吉が幕末から明治にかけての変化を「恰も一身にして、二生を経るが如く、一身にして両身あるが如し」と述べたような変化が生まれると書いているのですが、確かにこの本を読んでいると、これからの十数年で、全く新しい時代がくるような気がしてきます。

それを危機ととらえるかチャンスととらえるかは大きな違いになってくるわけですが、この本の著者である梅田氏は「オプティミズム」でとらえており、その視線は明るく、少し坂本竜馬を思わせます。

著者は1960年生まれですから、僕と同世代。
うーん、ちょっと考えるものがありますが、詳しくは後日。

(この項続く)



ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
梅田 望夫 / / 筑摩書房
ISBN : 4480063870
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by maru33340 | 2007-12-24 23:01 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)
2007年 12月 24日

クレメラータ・バルティカのマーラー交響曲10番アダージョ

12月20日の朝日新聞に吉田秀和さんの「音楽展望」が掲載されました。

朝日新聞で吉田さんの音楽展望を読むのはとても久しぶり。
今回は、年末恒例だったCD・DVDから印象に残ったものを紹介してくれている。

毎年年末になるとこの「今年のCD・DVD」が楽しみで、そこで紹介されているCDを随分聴いたものですが、今年は、そこで紹介されているギドン・クレーメルが率いるクレメラータ・バルティカのマーラー交響曲10番アダージョが聴きたくなり、クリスマス・イブの今夜、早速聴いてみました。

これは、本当に美しく感動的なマーラー演奏でした。

この交響曲10番アダージョは僕はマーラーの交響曲の中でも最も好きな楽章で、特に後半の世界の終末を予言するような黙示録的な不協和音は、いつ聴いても背中に戦慄が走ります。

しかし、吉田秀和さんも「音楽展望」で書いているように、もともとがフル・オーケストラでの膨大な編成の曲を弦楽合奏だけで弾くのは「ルーベンスかルノワールをモノクロで複製するようなもの」なので、迫力という点でどうなのだろうと一抹の危惧を感じていたのですが、とんでもない、かえって精神性が高まり、非常に純度が高く緊張感に満ちており、素晴らしいクライマックスが訪れました。

クリスマス・イブに聴くのがふさわしい曲かどうかは別にしても、旧約聖書の黙示録を読むような深い感動を得ました。

こんなイブもときには良いかも知れません。

アダージョ
クレメラータ・バルティカ クレーメル(ギドン) / / ユニバーサル ミュージック クラシック
ISBN : B000TLYE20
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by maru33340 | 2007-12-24 20:44 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 23日

ブロムシュテットのブラームス

N饗アワーでブロムシュテットのブラームス交響曲1番を聴きました。

ブロムシュテットはブルックナーの交響曲7番を愛聴していて、その弦の響きの美しさがとても印象的で、ドイツの森のような(まあ、行った事も見たこともありませんが・・・)深く沈積していくような音楽を奏でる指揮者というイメージがありました。

今日のブラームスはまさにそのイメージ通りで、柔らかく、深く、どこか哲学的な響きがするブラームスでした。

最近ミュンシュのブラームスを聴いたばかりで、その熱狂に感心したのですが、ブロムシュテットの慈母のように聴く者を包み込むブラームスもまた、とても味わい深いものでした。

同じ曲でも、演奏する人の数だけ味わえるという意味では、クラシック音楽と落語はどこか共通点があるような気がします。
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by maru33340 | 2007-12-23 22:18 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(5)
2007年 12月 23日

マフラーとお茶

先日喉を痛めて医者に寄った時に、「喉の弱い人はマフラーを巻くと良い。」と言われました。
ブログのコメントでも何人かの方から、喉を暖めることをお勧めいただき、最近家にあるマフラーを巻いていますが、やはりこれは寒さも全然違うし、気分的にも随分と違う。
(家に居るときも薄手のマフラーを巻いてますが、やはり体の冷えが違うよう。)

もっと早くこのことに気づいていたら、冬場に寝込む回数も少なくなったのではと思うほど効果的(のような気がする)だったと思います。

そんなことを思いながら、少しシャレたマフラーが欲しいなあと思っていた所に、家人から荷物が届き、中にはマフラーが・・・

おやおやこれはちょっとしたシンクロニシティーでした。

この冬は、マフラーと最近凝っているお茶で乗り切りたいものです。
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by maru33340 | 2007-12-23 09:04 | 日常 | Trackback | Comments(2)
2007年 12月 21日

『映画編』(金城一紀)

金城一紀さんのこの小説は以前から本屋で見るたびに、気になっていました。

デビュー作『GO』で、この人は大変才能があると思い感心して読み終え、その後も映画『フライ・ダディー・フライ』や『SP』の原作者として、やはり才能がある人だなあと思いながら、何故か小説は読まずにいました。

おそらく『GO』があんまり面白かったので、次の作品を読んで、がっかりするのが恐かったのかも知れません。

先日、少しお酒が入った帰りに本屋に寄って、この『映画編』を購入しました。

これは素晴らしい小説でした。

映画をテーマにした5つの短編が収録されていて、そのぞれの作品が独立した作品でありながら、全体は最終的には連作になっている、というなかなか凝った作品集になっています。

5つの作品を繋ぐ鍵は、この本の冒頭にある手書きの「ローマの休日」のポスター・・・

これ以上書いてしまうと、この作品を読む楽しみが半減してしまうので、紹介は控えて、星5つ★★★★★のお勧め作品(もちろん最高ランクです。)とだけコメントします。

映画篇
金城 一紀 / / 集英社
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by maru33340 | 2007-12-21 20:34 | お勧めの本 | Trackback(2) | Comments(1)
2007年 12月 20日

『日々是好日』(森下典子)

風邪が抜けきらず、喉がまた腫れてしまい早めに帰宅。

家で暖をとりながら、この『日々是好日』を読む。
これは副題が「お茶が教えてくれた15のしあわせ」といなっていて、最近僕のマイブームとなっている「お茶」をテーマにした本です。

この本が良いのは、単なるお茶のお稽古体験記ではなく、(読む前はなんとなくそういうエッセーかなと誤解してましたが)一人の女性が、失恋・父の死など人生の様々な季節をお茶とともに乗り越えて、人間として深みを増していく「成長物語」となっている事で、軽い気持ちで読みはじめたら一気に引き込まれていきました。

随所に、
「雨の日は雨の音を聴きなさい。心も体もここにいなさい。あなたの五感を使って今を一心に味わいなさい。そうすれば、過去も未来も消え去り、自由は今、目の前に無限に広がっていることに気づくだろう。」

など心に響く言葉があり、はっとさせられます。

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ
森下 典子 / / 飛鳥新社
ISBN : 4870314916
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by maru33340 | 2007-12-20 21:53 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 17日

『男子の茶の湯ことはじめ』(堀内議司男)

最近お茶にはまり始めている。

近所の加賀料理のお店「壷屋壷亭」で「黒豆茶」というのを飲ませてもらいその香ばしい香りが気に入り、M’ZAのお茶専門店で、ティーバッグの黒豆茶を購入。
朝晩愉しんでいる。

先日は以前実家の蕎麦屋で飲んで美味しかった記憶がある「韃靼そば茶」を買ってきたけれど、やはりこちらも美味。

それ以来、いろんな香りのティーバッグのセットやロイヤルミルクティーなどの紅茶もレパートリーに入れて、家にいるときはほとんど何か飲んでいる。

ちょうどこの所ひどく乾燥してしてきて、もともと喉が弱いので何か飲んでいるととても心が落ち着いてくる。

そんな時にこの『男子の茶の湯ことはじめ』という本を偶然本屋で見かけて購入。
先ほど一気に8割がた読了。

これは面白い本です。

堅苦しいかなあと思っていた「茶の湯」の世界が一気に身近になってきて、本気で茶の湯を習いに行こうかとさえ思っているほど。

せっかく金沢という茶の文化の街にいるのだから、本気で始めようかしら・・・

男子の茶の湯ことはじめ―サラリーマンが茶人になりました
堀内 議司男 / / 原書房
ISBN : 4562037776
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by maru33340 | 2007-12-17 23:08 | お勧めの本 | Trackback | Comments(5)
2007年 12月 16日

晴れた!

昨日の天気予報では金沢は今日は雪とのこと。

覚悟して朝窓を開ければ、なんと晴れている。
久しぶりに青空も見える。

空が青いというだけでこんなに気持ちが良いとは!
北国の暮らしの中で「春待つ気持ち」が貴重な訳が少し理解出来ました。

午前中は晴れそうな感じなので、掃除・洗濯を済ませて、以前からスーツを1着新調しようと思っていたので、街中まで出かける。

ぶらぶらと眺めていて気に入ったスーツがあったので、購入。
ちょうどクリスマスセールの時期で20%OFFでラッキー。
ついでにネクタイも一つ求める。

本屋で仕事関係の本見ていたら、小学館文庫で『柳家小三治の落語1』が出ていたので購入。
(この所すっかり小三治づいています。)
まだ天気はもちそうだったので、あうん堂まで足を伸ばして珈琲を飲む。

ちょうど帰り際に空が曇りポツリポツリと雨が落ちてくる。
ぐっと冷え込んでもきたので、明日あたりは本当に雪が降るかも知れません。

金沢の休日はこうして暮れて行きました。


柳家小三治の落語 1 (1) (小学館文庫 や 7-1)
柳家 小三治 / / 小学館
ISBN : 4094082328
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by maru33340 | 2007-12-16 16:52 | 日常 | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 15日

「ひとがた流し」(最終回)

NHK土曜ドラマ「ひとがた流し」最終回を見る。

泣くだろうと思って覚悟して見ましたが、やはりラスト近くにトムがエレベーターの扉が閉まる直前に声に出さずに「サヨナラ」と言うシーンで泣いてしまいました。

全3回、40代の女性の生き方を通して、大切なものを沢山もらったような気がします。

音楽が良かったのも、重たいテーマであるこのドラマが救いのあるものであった大きな要因でした。
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by maru33340 | 2007-12-15 22:09 | TV | Trackback | Comments(0)