新・クラシック音楽と本さえあれば

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2009年 05月 31日

『1Q84』ノート

今『1Q84』BOOK2を読了した。
これだけ物語の中に埋没して時間を過ごしたのは久しぶりだ。
これは開かれた物語だから、読む人の数だけ感想はあると思う。
著者自身が事前にこの物語について語らなかった事からわかるように、この本は一切の先入観を抜きにして読むべき本だと思う。
以下、自分自身の覚書として記録します。

◎この物語は神話である。骨格は太く、射程は深い。
◎読み終えて頭の奥深い所が覚醒するような不思議な快感がある。
◎決して読み易い話しではないのに最後まで目を離す事が出来ない。
◎非常に大切な何かが語られているが、それが何かはわからない。
◎この物語に近いものがあるとすればそれはおそらく聖書(黙示録)だろう。
◎ノートをとりながら再読することで、この物語は全く違う様相を現すだろう。
◎BOOK1.2ともに24章から出来ているのはバッハの「平均律」を意識している。そこには混沌の中に秩序を生み出そうとする作者の「意志」を感じる。

以上思いつくままに。
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by maru33340 | 2009-05-31 22:59 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
2009年 05月 31日

『1Q84』(村上春樹)②

昨夜、『1Q84』のBOOK1を読了。
二つの異なる物語が1章づつ交互に語られる。
僕はこういう手法は少し苦手なのだけれど、今回は二つの世界が少しずつ交錯してくる予感が緊張感をもたらすせいか、一気に読み終える事が出来た。
今日はBOOK2に入り終日読み続ける予定。
この物語の緊密さはただ事ではない。
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by maru33340 | 2009-05-31 10:36 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
2009年 05月 30日

映画『おと・な・り』

この所映画を外しているので、今回は手堅く日本映画を見ることにした。
今日は恵比寿ガーデンシネマで、岡田准一、麻生久美子主演の『おと・な・り』を見る。
これはとても気持ちの良い映画でした。
アパートの壁から聞こえる音だけで次第に二人の主人公の心が繋がっていく過程を、珈琲ミルをひく音や鼻唄・フランス語会話の練習などの生活音を丁寧に掬い上げて好感が持てるし、カメラも自然で良い。
ドラマは前半はゆっくりと進み後半で動き出すそのテンポも良い。
岡田准一は内省的なカメラマン役がぴったりとはまり、麻生久美子は楚々として美しい。(少し鼻声なのも良く、映画の中で彼女が口ずさむ歌声も心地よい。)
曇り空を吹き払ってくれるようなとても好感の持てる映画でした。
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by maru33340 | 2009-05-30 16:03 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
2009年 05月 28日

『1Q84』(村上春樹)

村上春樹の新刊『1Q84』を今朝から読み始めた。
まだ6章まで読んだ所だけれど、この作品は大変な傑作ではないかという予感がする。
これから何日か、この作品の中を生きるような気がしている。
小説を読んでいて、ワクワクするような怖いような、こんな感覚になるのは本当に久しぶりだ。
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by maru33340 | 2009-05-28 22:51 | お勧めの本 | Trackback | Comments(1)
2009年 05月 27日

気になる萬鉄五郎

昔から萬鉄五郎という人は気になる画家だった。
あの有名な裸婦像の迫力には子供ながら度胆をぬかれた。
破天荒というのか荒々しいというのか、画家の鼻息が聞こえてくるようだ。

その萬鉄五郎の展覧会が間もなく始まるらしいと、いつも読ませてもらっている沼部さんのブログで知った。
これは行かなくちゃ。
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by maru33340 | 2009-05-27 18:20 | お勧めの本 | Trackback | Comments(2)
2009年 05月 24日

雨の乃木坂

今日は午前中から雨。
濡れずに歩ける所をという事で、国立新美術館まで「ルーブル美術館展」を見に出かけた。
さすがにインフルエンザの流行報道のせいか思ったより人は少なく、ゆっくり見る事が出来た。
この展覧会は「美の宮殿の子どもたち」というテーマで、ルーブルのコレクションから子供をテーマにした作品が約200点展示されている。
僕が一番気にいったのは、有名なティツィアーノの「聖母子と聖ステバノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス」の絵。
この絵の聖母子像はとても美しく幸福感に満ちている。

展示方法もなかなか興味深く、音声ガイド(最近少し字を見るのが億劫で時々借りている)も良く出来ている。

雨の午前中を絵を見ながらゆっくり過ごし、この所の仕事の忙しさで少し固まっ脳の活性化が出来ました。
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by maru33340 | 2009-05-24 21:36 | お勧めの本 | Trackback | Comments(1)
2009年 05月 24日

夜のカモミール

最近少しハーブティーに凝っている。

始めはこの所悩まされている肩凝り解消のためのリラックス法の一つとして寝酒の代わりにカモミールティーを飲みはじめたのがきっかけ。
近所に試飲が出来るお茶の専門店が出来たので、そこでいろいろなハーブティーの香りを試して気にいったものを試飲して、少し買って帰る。
昨日はピッコロというハチミツ、ベリー、アプリコットでルイボスティーに香りづけした優しい甘さのお茶を買ってきて楽しんでいる。

今日は昨日ラジオで聞いた、アナウンサーや役者など喉を大切にしなければいけない職業の人が愛用しているスロートコートというハーブティーを探しに少し出かけるつもり。

ハーブティーは少しマイブームになりそうです。
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by maru33340 | 2009-05-24 06:28 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
2009年 05月 23日

『美しいこと』(赤木明登)

富山に単身赴任していた時に、当時の住まいの近くにひっそりとしたギャラリーがあった。
そこで初めてこの本の作者の赤木明登さんの漆の器に出会い、ひどく気にいってしまった。
一人で使うにはちょっといい値段だったので、その時はいったん買わずに帰ったけれど、どうも気になって仕方がなかった。
しばらくして本屋で同じ作者の『美しいもの』というエッセィに出会いその端正で内省的な文章に打たれた。
こうなるといよいよ例の器が欲しくなる。
えいままよと思いきって黒い汁椀を買い毎日自分で味噌汁を作り、その器で飲んでは楽しんでいた。

この『美しいこと』というエッセィは作者が「美しいこととは何か」という問いを胸に、何人かの美術家を訪ねて、問い掛け考えた思索の後を記したもの。
問いは深く、文章は詩的で美しい。
彼が訪ねる美術家達の作品も素晴らしいけれど、なによりその人柄と生活が太くて深い。
本当に仕事をする事、本当に生きるというのはこういう事ではないか、と日頃の自分の生活を振り返り愕然としたりもする。
これから折にふれて何度も読み返すであろう好著でした。
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by maru33340 | 2009-05-23 08:58 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
2009年 05月 21日

朝の散歩を再開する

この所、仕事が忙しく頭痛と肩凝りが続いている。
これは少し身体を動かして血液循環をよくしないといけないと、今朝から朝の散歩を再開した。
今朝は歩くには最適な気温。
気持ちよく歩いているうちに頭も少しづつ動き始める。
やはり身体を少し動かすのは大切だなあ。
またこの習慣を再開しよう。
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by maru33340 | 2009-05-21 07:17 | お勧めの本 | Trackback | Comments(2)
2009年 05月 16日

期待はずれの映画2本

今朝は以前チラシを読んで見たいと思っていた映画『夏時間の庭』を見に銀座まで出かけた。
しかしこの映画は期待はずれ。
人物描写も中途半端。期待していた美術品や庭もあんまり美しくない。

あまりガッカリしたので、せめて口直しにハリウッド映画でもと、自宅近くで今日から公開の『天使と悪魔』を見たけれどこちらも前作の二番煎じで、むやみに大きな音がするばかりで内容がない。
先日見た『グラン・トリノ』が宗教を正面から描いていないにも関わらず深い宗教性を感じさせてくれる名作だっただけに、宗教界を舞台にしながら全く宗教性を感じさせない『天使と悪魔』にはガッカリさせられました。
基本的にこのブログには好きな事やお勧めしたい本や映画を書くというポリシーでやっているつもりですが、今日ばかりはちょっと苦言を述べざるを得ません。
いやはや…
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by maru33340 | 2009-05-16 23:32 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)