<   2010年 01月 ( 16 )   > この月の画像一覧


2010年 01月 29日

横浜再訪

まだ僕が20代の頃、仕事で4年間程横浜に赴任していた。

みなと未来が着工してすぐの時だったので、そのもたらす経済効果を検証するため県庁に通ったりして、なかなかに充実した時を過ごした。
今日はその頃の仲間が久しぶりに集まり楽しい時間を過ごした。

まだ体調は不十分で、明日は休日出勤だけれど、昔の仲間は何故か元気をくれるもの。

何と言う話しをするんじゃないけど、どうしてこんなに楽な時間を過ごす事が出来るのだろうな…
[PR]

by maru33340 | 2010-01-29 22:39 | お勧めの本 | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 26日

風邪っぴきにロ短調ミサ

先日ひいた胃腸風邪が治りきらないまま、出張に出かけ、疲れと新幹線の乾燥から新たにウイルスをゲットしたらしく、喉は痛く熱も出てきた。
医者に行ったら、風邪の全ての症状があるけどこれ以上は出せないなあ、と貰った薬が七ツ。
(薬だけでお腹いっぱいになりそうなり)

午前中は起き上がれず、バッハのロ短調ミサを聴きながら静養にいそしみ、午後から打ち合わせのため出社したものの、頭が朦朧として、まるでいけない。

早々に帰宅し布団に潜り込んだ。

お休みなさい。
[PR]

by maru33340 | 2010-01-26 20:26 | 日常 | Trackback | Comments(2)
2010年 01月 25日

ラテン地区は陽気なラテン人の集う町?(ではなかった)

この土曜日、友人と遅ればせながらの新年会。
場所は神保町。
友人がブラ・ハンキチ散歩中に(あ、意味は不明のままで結構です)偶然見つけた「酒場 ラテン地区」という隠れ家のような居酒屋に入る。
これが大正解で、こじんまりした落ち着いた雰囲気、控えめながら確たるポリシーを持つ店主。
BGMも良い。(店ではアズナブール、トイレでは驚きのスターバトマーテル!)
もちろんワインも料理も悪かろうはずはない。素材を生かし、身体を気付かいながら、何より素直に美味い所がうれしい。

more
[PR]

by maru33340 | 2010-01-25 07:35 | 日常 | Trackback | Comments(1)
2010年 01月 21日

そして西へ

旅は京都から岡山へ続く。

新幹線の車窓には瀬戸内海を背景に工場が立ち並ぶ。

低く暗い雲にたなびく工場の白い煙が美しい。
そこに確かに人は働いているのに、工場を遠くから眺めると、何故あんなに静かで無機的で美しいのだろう。

そして、列車は無口に西に向かっている。
[PR]

by maru33340 | 2010-01-21 15:18 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)
2010年 01月 21日

ユーミンと行く京都

というツアーがあるわけではなく、昨日から出張で来ている京都への旅の途中に、先日ダウンロードしたユーミンの「ひこうき雲」を聴いている、という心です。

しかし、これが(天使が降りてきそうに、空が低い)冬の京都へ向かう旅に何だか妙に合うのだなあ。

昨夜は夜遅く着いたので、司馬遼太郎さんも通ったという「先斗町ますだ」でおばんざいを肴に賀茂鶴で一献。

その後、木屋町の「文久」という隠れ家のようなバーで旨いアイリッシュ/ウヰスキーを楽しむ。

こんな時、しみじみ「大人になって良かったなあ。」と思うのだ。
[PR]

by maru33340 | 2010-01-21 14:09 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)
2010年 01月 17日

MASTER TAPE──荒井由実“ひこうき雲”の秘密を探る

昨日(1月16日)NHK・BS2で放送の「MASTER TAPE──荒井由実“ひこうき雲”の秘密を探る」を見た。

これは素晴らしいの一言につきる番組だった。
(録画をしていなかったのが悔やまれる。再放送時には必ず録画しなくては・・・)

荒井由実のデビューアルバム「ひこうき雲」の残されたマスターテープを聴きながら、本人や松任谷正隆、プロデューサーの村井邦彦、細野晴臣らレコーディングに参加した人たちが、当時の様子を語りあう、という番組だけれども、この1973年(当時僕は中学生!)に製作されたアルバムの音楽的なレベルの高さ、現在でも斬新なアレンジ、そして何より荒井由美の歌の驚異的な巧さに唸らされる。

そして、これは誰もが知っていることも知れないけれど、この1年以上かけたレコーディングの中で、荒井由美という当時19歳の少女は、アレンジャーの松任谷正隆と恋に落ちる。
その恋の模様もユーミン自身が(驚くほど)率直に語る。

今日、早速このアルバムを聴きなおしたくなり、ダウンロードして聴いているけれど、二人の恋の進行が、この「ひこうき雲」というアルバムに色濃く影を落としているのがわかる。

全体的に少しうす曇のイースターの頃を思わせる色合いで統一されたこのアルバムの随所に、恋の高揚と不安がほの見える。

そして、その幸福感に一抹の死の影が落とす陰影が、このアルバムを一層美しいものにしているのだ。

ひこうき雲

荒井由実 / EMIミュージック・ジャパン


[PR]

by maru33340 | 2010-01-17 11:31 | TV | Trackback | Comments(6)
2010年 01月 15日

ミッドナイト・タケミツ

最近、音楽を聞きながら本を読む事が出来なくなった。

音楽には独自の構成や感情があり(そしてそれはなかなか強烈であり)、本がもたらす世界と違和感をもたらし、その微妙な異物感が集中力を削ぐのだ。

今まであまり異物感を感じなかったのは、多分感受性の何処が摩耗していたんだろうな、と思う。

しかし何かモノを書いている時の音楽はあまり気にならぬ。
これについては、まだ自分でも説明がついていない。

で、ようやく表題に繋がるのだけれど、タケミツのように余白の多い音楽を聴くためには、沈黙と静寂が必須となるわけで、まず昼間や電車の中では聴けない。

タケミツの音楽は、あまりの静けさに耳鳴りがするような時間にこそ相応しい。
(という気がする)
[PR]

by maru33340 | 2010-01-15 22:07 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)
2010年 01月 15日

枯木の美

京浜東北線で会社に通っている。

少し時間に余裕を見て家を出発するので、京浜東北が混んでいるときは、時々、田端か西日暮里で山手線に乗り換える。(その方が少し空いていて気分が良いし、ウッカリすると座れる事さえある)

駅のプラットフォームに降りて、ぼんやり景色を眺めていると(このあたりは谷中霊園に隣接しているので)古い樹木が見える。

この季節はほとんどの樹々は葉を落とし枯木となっていて、それが朝日と青い空を背景に黒い陰として、澄んだ空にくっきりと浮かんでいる。

ぼんやりその樹々を眺めていると、枯木の姿は、まっとうに人生を過ごして来た老人のような気品と美を備えているのに気がつくのだ。
[PR]

by maru33340 | 2010-01-15 07:55 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)
2010年 01月 14日

沢木耕太郎編日本文学秀作選収録『その木戸を通って』(山本周五郎)を再読する

一昨年の十一月、市川崑監督の未公開作品である『その木戸を通って』の結末が気になり、原作を読んだ所、映画とは結末が大きく変えられていて、果たして物語としてどちらが良いのか…と考えていた。
その時はまだ映画が公開中だったため結末については記載しなかったけれど、表題の沢木耕太郎編のアンソロジーに取り上げられていたので、小説を再読した所やはり結末の違いがとても気になった。(以下、小説と映画の違いに触れます。)

小説では…
ヒロインの(おそらく記憶喪失のまま主人公の正四郎の家に辿りつき、やがて結婚する)ふさという娘が、最後に忽然と姿を消した後、主人公は、
「みんながおまえを待っている、帰ってきてくれ、ふさ」
とそこにいない妻に向かって語りかける…
という余韻を残して終わる。

映画ではふさが失踪した後、主人公が方々を捜しまわり、ふさが見知らぬ家でその家の奥様として、家族と幸せそうに過ごしているのを見て、そっとそこから立ち去る、という結末になっている。

沢木耕太郎も書いているように、「確かにそれもありかな」とも思わないでもないけれど、やはり僕は余韻を残して終わる小説に軍配をあげたい。

山本周五郎の文章も抑制がきき、素晴らしい短編になっているので、機会があれば一読をお勧めします。
[PR]

by maru33340 | 2010-01-14 17:14 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)
2010年 01月 14日

良いです『ソラニン』

風邪で寝込んだ時のために、枕元には本屋で気になった漫画を積んである。

この所あまり寝込む程の風邪をひいていなかったけれど、さすがにこの所の寒気のせいか、Virusが胃に来たらしく、胃腸風邪をひき、昨日は早退。
昨日、今日は絶食を命じられ、横になったまま買っておいた漫画『ソラニン』を読了した。
(この漫画、今年の4月に宮崎あおい主演の映画が公開されるけれど、ヒロインはちょっとイメージが違うかな…)

漫画はとても良い。登場人物が一人一人生きているし、ギャグやテンボも良い。軽いようでいて結構しっかりとしたメッセージもあり、思わずぐっと来る所もある。
2巻で完結しているけれど、読み終えて登場人物達と一緒に濃密な時間を過ごしたような深々とした感慨がある。

お勧めします。
[PR]

by maru33340 | 2010-01-14 08:07 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)