2009年 01月 03日
森山直太朗の「生きてることが辛いなら」
この曲の最初の歌詞「生きてることがつらいならいっそ小さく死ねばいい」という言葉がネットで「自殺を肯定しているのでは」と批判されているらしいと聞いたけれど、この曲全体を聴けばその意見が全く見当違いであることは直ぐにわかる。
なによりこの曲には、普通に常識とされている小さな道徳感を離れて地球を大きな視点で俯瞰しているようなスケールの大きい救いがある。
例えば
「何にもないとこから何にもないとこへと何にもなかったようにめぐる命だから」
「歴史は小さなブランコで、宇宙は小さな水呑場」
という歌詞には、まるで仏教の智恵のような大きな安らぎがある。
素晴らしい曲だと思います。
誰の作詞ですか、ユニークですね。