2009年 09月 27日
クレンペラーの「大地の歌」
こちらも名盤として定評があるものだったけれど、なんとなくこの曲とクレンペラーは相性が良くないのではと思いこんでいて、手に取った事はなかった。
結果的に今回聴き感じたのは、「ごめんなさい。私が間違ってました。クレンペラーさん、やはりあなたは凄かった。」という事でした。
こんなに感傷から遠く、純音楽的なマーラーはなかなかない。一音一音が明晰だし、曲の構造がはっきりと見えるよう。
ヴンダーリッヒとルードウ゛ィッヒの二人の歌手も素晴らしい。
これからも秋になると聴きたくなる愛聴盤になりそうです。