2010年 07月 20日
マルティノン/パリ管弦楽団のラヴェル
私は既にバテバテです。
しかあし、こんなに暑くても仕事には行かねばならぬ。
(こんな時代、こんな私でも働ける所があるというのは、それだけでも有り難く思わねばならぬが…)
とはいえ、なんとか自分に気合いを入れるために聴いているのが、マルティノン指揮パリ管弦楽団によるラヴェル。
この演奏は切れ味鋭い日本刀のように、明晰にして端正。
それでいて躍動感もある。
また、例えばラ・ヴァルスに聴くような音楽の歪み具合も絶妙だ。
聴いていると、清らかな水を飲むような心地よさが胸に広がっていく。
この水を飲み干し、いざ出陣じゃ。