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『証言フルトウ゛ェングラーかカラヤンか』(川口マーン恵美子著)

ベルリン・フィル全然時代の楽団員たちが、フルトウ゛ェングラーとカラヤンについて、著者のインタビューに答えて語る。
フルトウ゛ェングラー信望者で、カラヤンを激しく非難する演奏者もいる一方、カラヤンを高く評価する演奏者もいる。
今となっては真相は薮の中でだし、彼と接した人の数だけ、その姿はあるのかも知れない。


ただ一つ共通するのは、カラヤン晩年の孤独の深さだ。
その孤独は、むろん彼自身が招いたものであることも確かだが…

インタビューされる楽団員は皆話し好きで愉快な人物であり、数々のエピソードも興味深く、一日で読了した。
Commented by k_hankichi at 2010-09-19 19:08
こういう本もあったのですね。ぼくは、ワルター派だったから、こういうことには気を配っていませんでした。いまは、とても、知りたい。「フルトヴェングラーと巨匠たち」と、銀座のヤマハホールに出かけて見に行ったことを、遠く思い出します。
by maru33340 | 2010-09-18 22:11 | お勧めの本 | Trackback | Comments(1)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
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