2011年 05月 05日
神の顕現ということ
田窪が手がけた礼拝堂を映した映像がバッハの無伴奏チェロ組曲とともに映され、その音楽があまりに礼拝堂にふさわしく、しばらくその映像の前から動くことが出来なかった。
四季折々の礼拝堂は、春には春の華やぎを見せ、夏の輝きや秋の豊穣を経て、そして冬の雪景色に佇む。
バッハの音楽は季節季節の風景に寄り添いながら、声高に自己を語ることなく、自然の気高さを讃えるようだ。
確かにバッハを聴いているこの瞬間、神というものは我々のすぐ傍にいると感じるのだ。
本物を是非とも見たいです!
彼の習作も素晴らしかったですよね。
林檎のデッサンや礼拝堂の模型も良かったですね。