2011年 06月 07日
もののふの魂のざわめき
この線路を走っていると、(特に鎌倉駅から北鎌倉に向かうあたりで)いつも、中世のもののふの魂のざわめきのようなものを感じて、背筋がざわざわするのだ。
ほの暗い緑や小さな洞窟を見ると、今にもそこから髪を振り乱した落人が、のそりと顔をだすような気がしてならない。
(その気配は小津の映画にも漂っているのだが…)
少し怖い(しかし、何故か惹かれる)その気配は、大船観音が見えるあたりまで来ると消えてしまう。
この気配は一体何処から来るのだろうか。
2011年 06月 07日
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