2011年 08月 02日
ドラマ『胡桃の部屋』
配役は悪くない。
しかし、原作を先に読んだのがいけなかったのか、どうもドラマの中に入れない。
特にいけないのは、音楽とカメラである。
いかにも向田邦子風の(かつて『阿修羅のごとく』で使われたような)中近東風の音楽が違和感を生む。
そして何よりいけないのはカメラ。
所々で、カットを抜いたり、わざとピントを外したり、必要以上にズームしたり、意欲的であるのはわかるけれど、あまりにあざとさが感じられて、僕には生理的に受け付ける事が出来ず駄目でした。
なかなか難しいもんです。