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最も仄かな光にこそ

休日に、録画しておいたドラマ『それでも生きていく』の最終回を観ながら、そこに微かに射してくる光に魅せられた。

救いのないドラマではあるけれど、その暗闇に僅かな未来のようなものの予感が漂う。

ドラマを観ながら、ちょうど読み始めた姜尚中さんの美術エッセイ『あなたは誰?私はここにいる』(集英社新書)に引用されているベンヤミンの次のような言葉を想い出した。

「最も仄かな光にこそ、あらゆる希望は依拠しているのであり、最もゆたかな希望さえも、そのかすかな光からしか成りきたらない。」
Commented by k_hankichi at 2011-09-19 18:47
あのかすかな、弱々しい、しかし実際は、絹の糸ほど力強い光というものを僕も観ました。

姜尚中さんのこの本も読んでみたいと思いました。
Commented by maru33340 at 2011-09-19 22:07
やはり光というものをどう表現するかがポイントかな。
by maru33340 | 2011-09-18 17:33 | お勧めの本 | Trackback | Comments(2)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
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