2011年 09月 18日
最も仄かな光にこそ
救いのないドラマではあるけれど、その暗闇に僅かな未来のようなものの予感が漂う。
ドラマを観ながら、ちょうど読み始めた姜尚中さんの美術エッセイ『あなたは誰?私はここにいる』(集英社新書)に引用されているベンヤミンの次のような言葉を想い出した。
「最も仄かな光にこそ、あらゆる希望は依拠しているのであり、最もゆたかな希望さえも、そのかすかな光からしか成りきたらない。」
姜尚中さんのこの本も読んでみたいと思いました。
2011年 09月 18日
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