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日本人の顔

大きなタイトルをつけたけれど、そんなに大げさな話ではない。

朝、通勤時に、京浜東北線に乗り新橋方面に向かう。

その際、東十条駅で降り、始発電車に乗り換えると、時間が上手く合うと座ってゆっくり本を読むことが出来る。

先日もそのようにして座席に座り本を読んでいると、隣の席の50台半ばのサラリーマンらしき男性がしきりにため息をつき、時々「あ、あれもやらなきゃ。これも終わっていない。」と何度も独り言をつぶやいている。

その声に、ふと周りを見回すと、座席の前に立っているのは全員男性のサラリーマンらしき中年(人の事は言えないが)ばかりで、一様に不幸そうな顔をしている。

更に車両を見回すと、本当に皆一様に暗い表情である。

これはいけない、と思った。

そう思った所でどうしようもないのだけれど、欧州の人々は、あれだけの経済危機に見舞われながらも、今の日本人のように不幸そうな顔はしていないように思う。

どうも我々は、どこかに「日々の生活を愉しむ事」を忘れてしまってきたのかも知れない。
Commented by saheizi-inokori at 2011-12-08 18:29
シートベルト星人に冒されているからでしょう。
Commented by k_hankichi at 2011-12-09 06:07
勤勉ということの偉さとその影響。

一歩遠いところから自分を眺めようとしましょう。

むつかしい場合は、竹中さんのような「笑いながら怒るサラリーマン」がよいかな。
Commented by maru33340 at 2011-12-09 07:25
そうですね。少し自分自身の鎖を解いて、日々を楽しむことのレッスンから再スタートすることが大切ですね。
by maru33340 | 2011-12-08 12:28 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
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