2012年 01月 20日
「ブルックナー・シンフォニー・イン・カテドラル〜神々の音楽〜」に驚愕する
1月16日には、ラデク・バボラークというチェコのホルン奏者を中心にオルガンとヴァイオリンとの三重奏で、あのブルックナーの交響曲八番のアダージョを演奏したアルバム「ブルックナー・シンフォニー・イン・カテドラル」が紹介され、何とも興味深かったので早速購入し、先程聴き終わった。
これは素晴らしい編曲・演奏だった。
雄大にして峻厳。
しかし人間を巨大な愛で包み込むような優しさに満ちた巨大な音楽に、聴いていて思わず跪きたくなる程だ。
このアルバムを聴いて、初めて僕はブルックナーという作曲家の真髄に触れたような気がした。
これはまさに「神々の音楽」という以外にはない。
聴いているうちに風邪も何処かへ飛んでいってしまったようで、一気に気分は爽快になっていた。