人気ブログランキング | 話題のタグを見る

異動を前にして


東京での仕事も28日で終わり、来週10月1日からは新しい部署に赴任する。

入社以来30年。

何回か異動を経験してきたけれど、今回はいつかは経験したいと思っていた企業文化に関わる仕事なので、少しわくわくする気持ちが大きい。

ありがいことに連日の送別会を開いてもらって夜分帰宅し、そのまま眠るという生活が続いているので、あまり本を読んだりゆっくり音楽を聴いたりする時間がない。

それでも眠る前や朝少し早く起きたときなどに、ふいに音楽が聴きたくなり、ウオークマンを取り出し、ショパンやシューマン、バッハの小品などを聴いていると、まるで乾いた地面が水を吸い込むように、一音一音が心に染みる。

ピアノの音のきらきらした響きは、木の葉に落ちた朝露のようだし、弦の奏でる歌は肌を優しく吹きすぎる風のようだ。

慌しい日々の中で音楽を聴くことは、まさに砂漠でふいにオアシスに出会ったような経験であり、心の底からの喜悦を感じることなのだ。
Commented by saheizi-inokori at 2012-09-26 20:17
そういう趣味があるのはすばらしいことですね。
お体気を付けてください。
Commented by k_hankichi at 2012-09-27 06:47
渇いた地面が水を吸い込んでいくように、心に染みる音楽。そういうときの純なる気持ちが、どんどん育って毎日が素晴らしい、かつ、創造的に送れるとよいな。
Commented by maru33340 at 2012-09-27 07:12
さへいじさん
はんきちさん
やはり音楽は良いですね。
一生の宝です。
by maru33340 | 2012-09-26 18:20 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31