奈良美智の描く少女と舟越桂の最新作

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今日は休日を利用して豊田市美術館とメナード美術館を訪問。

豊田市美術館は、資生堂アートハウスを設計した谷口吉生による建物が素晴らしい。
この建物を見るためだけに訪問する価値があります。

ここのミュージアムショップで現在青森県立美術館で開催されている奈良美智の展覧会「君や僕にちょっと似ている」のカタログを購入。

横浜の展覧会を見逃したので、せめてカタログでその最新作に触れたいと買い求めた。

奈良の作品は明らかに深みと陰影を増し、その描く少女の表情は、何処か異界を見据えているようだ。

そのことは、その後訪れたメナード美術館で見た舟越桂の最新作の「月の降る森」にも言えて、初期の透明な作品から、次第に異形の者たちの時代を経て、今また新たに未知の、少し怖ろしいように透明で静かな異界を覗きこむような気がして、しばらくその作品の前から動けなくなってしまった。
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Commented by k_hankichi at 2012-10-24 06:35
この虚ろにみえる眼差しの奥で、少女が捉えている現実は、どのようなものだろうか。両手にしっかりと握り締めたのは芽生えた生命なのか。
Commented by s_numabe at 2012-10-25 00:58
おお、早々と豊田市美術館にいらしたんですね。そう、あの建物なんです、必見なのは。美術館は日常とは違う異空間であってほしいから、谷口吉生のような卓越の技とセンスが必要なんです。あの空間の、置かれた作品を作品たらしめる緊張感こそが素晴らしい。
Commented by maru33340 at 2012-10-26 08:18
はんきちさん
奈良さんの少女は大人への一歩を踏み出そうとしているようです。
Commented by maru33340 at 2012-10-26 08:21
numabe さま
確かにあの空間は異界への扉のようです。
by maru33340 | 2012-10-23 22:26 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)

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