2013年 01月 03日
2013年の聴き初めはオークレールのバイオリンで
2013年のクラシック音楽の聴き初めは、元旦ににタワーレコードで購入した「ミシェル・オークレールの芸術」で始まりました。
1924年フランスに生まれジャック・ティボーに愛された彼女の演奏を初めて聴いたけれど、この人のバイオリンは本当に素晴らしい。
左手の故障のため1960年代には現役を退き、パリ音楽院で後進の指導のあたった彼女の録音は多くはないけれど、一部の熱狂的なファンに支持され続けているという。
このCには、モーツァルト、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、ブラームスのバイオリン協奏曲が収録されているけれど、どの演奏も、ため息が出るほど魅力的だ。
メロディーの歌い方の流麗なこと、音の響きの豊かさ、粋なポルタメント、思いっきりの良い鮮やかな節回し、どれをとっても音楽を演奏する喜悦に満ちている。
新しい年の初めを寿ぐのにこれほどふさわしい音楽はそうありません。
素敵な年の初めに乾杯を!
今年もよろしくお願いします。
先ほどまで彼女のヴァイオリンコンチェルト名曲シリーズ聴き通し!メンデルスゾーンの3楽章すっばらしいテクニックと音楽性、ブラームス1,2楽章泣けそう。お正月の締めくくりに相応しいCDを堪能しました。
早速購入されたとのこと。
本当に素晴らしい演奏ですよね。
メンチァイはもうこの演奏があれば、他はいらないって感じです。
モーツァルトのバイオリンが入ってくる所のカッコよさ、ブラームスの節回しの心地よさ!
はんきちさん
そういうわけで、これは必聴の名盤やで。