人気ブログランキング | 話題のタグを見る

朝の儀式

朝起きるとまずお湯を沸かしお茶をいれる。

時間は6時。

パレストリーナの古い教会音楽をかけ、新聞にさっと目を通しながらお茶を飲む。

新聞を読み終えた頃には、晴れた日には朝陽が山を照らし、雨の日は雨粒が近くの公園の庭を濡らす。

まだ仕事に出かけるまで時間があるのでイタリアの静かな中編小説『祖母の手帖』を読む。

あたりはとても静かで、戸外を歩く人の姿も見あたらない。

この所朝起きてすぐは胃が痛むので、朝7時頃に朝食代わりに一杯のスウプを飲み、胃薬を数粒飲む。

パレストリーナの音楽はまだ続いている。

朝の儀式のようなこの毎日を続けていると、なんだか自分が中世の修道院にいるような気がしてくる。
Commented by Ich at 2013-03-06 10:47 x
時間に振り回されない余裕を持った生き方は現代はなかなか難しいのですがお見事です。日々の佇まいがうかがわれます。
Commented by k_hankichi at 2013-03-06 21:06
余裕がある朝は良いなあ。心落ち着く、ゆったりとしたひととき、大切だよなあ。

こちとら、へんに気持ちを乱す小説を読んでしまい、始末に終えませぬ。
Commented by maru33340 at 2013-03-06 21:34
Ich さん
単なる早起きおじさんな訳で(^^;
Commented by maru33340 at 2013-03-06 21:37
はんきちさん
地方生活の恩恵なれど、こちとら俗人なれば、単館映画や寄席、ぶらり居酒屋で一杯という生活も時に恋しくなるなあ
by maru33340 | 2013-03-06 07:01 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)

音楽・本・映画などについての私的な感想


by maru33340
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31