2013年 03月 06日
朝の儀式
時間は6時。
パレストリーナの古い教会音楽をかけ、新聞にさっと目を通しながらお茶を飲む。
新聞を読み終えた頃には、晴れた日には朝陽が山を照らし、雨の日は雨粒が近くの公園の庭を濡らす。
まだ仕事に出かけるまで時間があるのでイタリアの静かな中編小説『祖母の手帖』を読む。
あたりはとても静かで、戸外を歩く人の姿も見あたらない。
この所朝起きてすぐは胃が痛むので、朝7時頃に朝食代わりに一杯のスウプを飲み、胃薬を数粒飲む。
パレストリーナの音楽はまだ続いている。
朝の儀式のようなこの毎日を続けていると、なんだか自分が中世の修道院にいるような気がしてくる。
単なる早起きおじさんな訳で(^^;
地方生活の恩恵なれど、こちとら俗人なれば、単館映画や寄席、ぶらり居酒屋で一杯という生活も時に恋しくなるなあ