2013年 08月 14日
京都で聴くバックハウスのハイドン
連日の展覧会展示実習で身体がきつい。
夜に行こうと思っていた大田和彦さんお薦めの居酒屋「赤垣屋」は残念ながらお盆休み。
やむなく三条から祇園方面に歩き、焼き鳥屋で軽く食べてから、「祇園サンボア」(この店には、大田和彦さんや吉田類さんも良く訪れて、静かに飲んでさっと帰られるらしい)に向かう。
祇園にあるカウンターバーの老舗だけれど、敷居は低く、モト冬樹似のシャイなマスターの感じも良い。
たまたま隣に座った男性と、日本人の宗教感について雑談が弾み、楽しい時間を過ごし、少し昼間の疲れを癒した。
祇園から四条の南座の前を通り、外国からの旅行者でにぎわう先斗町を抜けて宿に帰る。
途中レコード屋があったので、ふらっと立ち寄ったらclassicのコーナーが充実していて、嬉しくなり、バックハウスのハイドン、ケンプのイギリス組曲、アンジェラ・ヒューイットのフォーレのアルバムを購入してしまう。
早速バックハウスのハイドンから聴き始めたら、これがとても素晴らしい。
今までバックハウスではベートーヴェン、バッハを聴いて僕にはどうもしっくりこなかったけれど、このハイドンは、タッチも美しく軽やかで、まるで清流に遊ぶような心持ちがする。
嬉しい発見でありました。
今日もきっと熱い京都、お身体お大切に素敵な学びを^^
それにいたしましても、流石京都パリ^^ よくバックハウスのハイドンを見つけられましたこと。Ichも昨日聴きたくてCDショップ3軒行ってみましたが無し。内田光子も無し。内田さんはもしかして昔聴いたような錯覚をおこしたのかも・・・。トホホ
Emanuel Axという方のハイドンを今聴いていますが静謐な感じでなかなかいいです。
はんきちさん
無事帰宅し、ハイドンの弦楽四重奏曲を聴きながら京都で買った柿の葉寿司を食べてます。
清潔で押し付けがましくなく、バランスが取れた大人の音楽。
疲れた心身にはハイドンがしっくりきます。