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2018年 02月 05日

清冽なり「ボーアンの手書き譜からの舞曲集」

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先日その演奏会を聴いたシベリア生まれのピアニスト、パヴェル・コレスニコフによる新譜が届いた。
曲目は演奏会のアンコールで弾かれたルイ・クープランの「ボーアンの手書き譜からの舞曲集」。

ルイ・クープランは有名なフランソワ・クープランの叔父にあたるけれど、生前には楽譜は出されず、残された手書きの楽譜をコレスニコフが組曲の形で構成・演奏したもの。

アンコールで初めて聴いたルイ・クープランの曲と演奏があまりに美しく印象的だったのでこのアルバムを求めたのだけど、期待は裏切られず、全編繊細で清冽な静けさに満たされている。

夜中に小さな音で一人その音楽を聴いていると身体中の細胞が透明で清潔な水で洗われるような気がする。

これから繰り返し聴くアルバムになりそうです。
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by maru33340 | 2018-02-05 07:59 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)
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Commented by k_hankichi at 2018-02-05 08:09
水の鏡にそっと指先で、触れたようなジャケット写真。そんな響の曲なのでしょうか。
Commented by Oyo- at 2018-02-05 09:42 x
フランソワ・クープランに曲想が似ているのかしら・・・。聴いてみたいですね~(^^♪
Commented by maru33340 at 2018-02-05 12:23
はんきちさん
おようさん
はい、ルイ・クープランの音楽は、もともとガラス細工のように繊細なフランソワ・クープランの音楽を更に緻密で静かにしたような音楽です。
その音楽は人気のない冬の宮廷の小さな一室に細い針を落とした時の音のようにはかなく淋しく響くのです。


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