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2018年 06月 29日

生涯の宝になる予感がする『ロ短調ミサ曲』

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加藤浩子さんの新刊『バッハ』(平凡社新書)の巻末には著者が推薦するディスクガイドが掲載されていて、その中で著者が「人生でもっとも聴いたCDで、無人島に一枚持っていくならこのディスクと決めている」と熱く語っている一枚がある。

指揮者ヘンゲルブロックとバルタザール=ノイマン合唱団&フライブルク・バロック・オーケストラによるバッハの『ロ短調ミサ曲』がそれで、僕もロ短調ミサ曲は好きな曲だから今までジュリーニ、リヒター、ヘレヴェッへ等々いくつかのCDを聴いてきた。

何れ劣らぬ名演で、冒頭の「キリエ」の台詞が、豪速球のように胸に突き刺さる。

ところがヘンゲルプロックによる冒頭の「キリエ」はとても緩やかなテンポで、聴くものの傍らにそっと寄り添い心を包み込むよう。

あまりにその「キリエ」が柔らかく美しく繰り返し聴いているからまだその先には行かないのだけれど、確かにこの演奏は一生の宝になるような予感がします。
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by maru33340 | 2018-06-29 04:56 | お勧めの本 | Trackback | Comments(2)
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Commented by k_hankichi at 2018-06-29 20:42
なななんと!良さげだなあ。
Commented by maru33340 at 2018-06-29 20:49
良いんです。


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