「宇多田ヒカルの言葉は人の心に伝わること」

昨日は一日中宇多田ヒカルの新しいアルバム『初恋』を聴きながら過ごした。
彼女の音楽の魅力はやはりまず第一にその「声」にあると思うけれど、「言葉」もまたとても大切な要素だ。

先日の番組「SONGS」の中で宇多田ヒカルと対談をした又吉直樹も「凄い」と語っていたのが「あなた」という曲の中のこんな歌詞。

「多くは望まない 神様お願い 代わり映えしない明日をください」

僕も初めてこの歌詞を聴いた時「はっ」と思った。

そして、昨日たまたま元結不動 密蔵院住職の名取芳彦氏の本を読んでいたら「何もなかった日こそ、素晴らしい」という言葉に出会い、宇多田ヒカルが今いる心の境地に少し近づいた気がした。

このアルバムには随所にどこか現実世界を超えたものへの「祈り」が感じられ心打たれる。

それはおそらく彼女が、母である藤圭子の死に直面し、傷つき再びそこから立ち上がり生きる事を選んだ個人的な思いがあると思うけれど、同時に東日本大震災以降を生きるひとりひとりの心の再生への彼女の祈りにも繋がっているような気がします。
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Commented by Oyo- at 2018-07-02 09:43 x
なるほどー・・・(^.^)
Commented by k_hankichi at 2018-07-02 18:02
「あなた」を聴きたいです。どんな曲なのだろう。
Commented by maru33340 at 2018-07-02 19:41
良いですよ「あなた」。
是非聴いてください。
by maru33340 | 2018-07-02 08:36 | お勧めの本 | Trackback | Comments(3)

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