2023年 02月 01日
「夢の中で桃井かおりにモーツアルトのアルバムを薦められた話」
「だからさあ、古楽器のモーツアルトがよくないって言ってるんじゃないわけ。そりゃあ流行りだしさあ、清潔な感じ?がするじゃない。でもさあ、なんか違うって思うわけ。モーツアルトってさあ、もっと華やかで愉しくて、何ていうの、え?、そうそう祝祭的な音楽だとあたしなんか思うわけ。その点、このグルダとアーノンクールのモーツアルトのアルバムは好きなのよ。大の大人が真剣に遊んでいる感じ?があってさ、余裕があるわけ。あんたも聴いてみれば。」
桃井かおり姉さんにそんな風に言われては聴かないわけわけにはいかない。
だから、今朝は、彼女が夢の中で手に持ってひらひらとかざしていた、グルダのピアノ、アーノンクール指揮コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏するモーツアルトのピアノ協奏曲23番と26番を収めたアルバム(1983年録音だ)を聴いていて、「やはり姉さんの言うことに間違いはなかったな」とつぶやいているわけ。
グルダとアーノンクールのジャケット写真、まさに何が企みを相談している風情で良いねえ。
グルダのモーツァルト楽しい演奏ですよね。