2006年 02月 06日
『近江山河抄』(白州正子、講談社文芸文庫)
やはり一つ一つの文章が輝いていて、今生まれたばかりのように息づいている・・・
また、白州さんの本を読み直したくなりました。
近江山河抄
白洲 正子 / 講談社
ISBN : 4061962647
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本日からNHK「知るを楽しむ」という番組で白州正子さんシリーズが始まりました。 私が武相荘を始めて訪れたのは、昨年10月中頃の小雨の日でした。それまでに私は正子さんの著書はかなり読んでおり、展覧会もほとんど行っていましたが、生前の住まいに来て初めて白州ご夫妻の本当の心に触れたような気がしました。なんと自然豊かで贅沢な。「花鳥風月」を愛でる心のゆとりこそが本当のエレガンスという事を感じずにはいられませんでした。 日本の文化は全て四季との関わりのなかで発展して来ました。茶道も華道もこの豊か...... more
今晩はNHK「知るを楽しむ」で白州正子さんの世界を楽しまれた方も多いと思います。今回は白州さんとお能の関わりがテーマでした。番組を見ていて、ふと私自身のある体験を思い出しました。 母の影響で私は一時期能楽鑑賞に熱中していました。毎週のように行っていたこともあります。お謡いの意味もよく分からず、舞の型など知識も全くなかったのですが、綺麗な能装束にうっとりとしたり、ゆったりとした時間の流れに身を任せて「これが幽玄の世界」などと分かったような気でいました。「幽玄」、この意味を説明するのは難しいと...... more
和洋会(2月1日~2日 東京古書会館地下1階) 書窓会(2月8日~9日 東京古書会館地下1階) 西武池袋本店 春の古本まつり(2月13日~19日 本店イルムス館2階西武ギャラリー) 第17回 サンシャインシティ大古本まつり(2月19日~25日 ワールドインポートマート) ぐろりや会(2月22日~23日 東京古書会館地下1階) 長いこと愛読している文庫本の親本、それも装丁が美しいものとなれば、見つかったときの喜びはずっと大きなものになる。 近江山河抄 ...... more
又、是非お越しくださいませ。 東アジアンスタイルの生活雑貨より