新・クラシック音楽と本さえあれば

maru33340.exblog.jp
ブログトップ

2015年 07月 24日 ( 1 )


2015年 07月 24日

突然アルバン・ベルクのベートーヴェンが聴けるようになる

若い頃はよく聴いていたアルバン・ベルク弦楽四重奏団の演奏が、最近は何となく聴けなくなっていた。

その強い張りのある輝かしい音色や切れ味ある演奏が、生理的に受け付けられなくなっていて、バリリ弦楽四重奏団の柔らかい響きやズスケ弦楽四重奏団の渋い音色、モザイク弦楽四重奏団の枯れた味わいにひかれていた。

ところが、数日前、ふと思い立ってアルバン・ベルクQ演奏による初期ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴いて「ああ、また聴けるようになってる」と気づいた。

その力強い張りのある響き中にあるしなやかな艶は、良い漆塗りの器の持つ、内側から発する光沢に似ているように感じて、やはりこの団体の演奏にはただ事ならぬ力があると再発見。

やはり、再読、再聴には、その時々の自分にとっての、常に新しい発見がある改めて思う。
[PR]

by maru33340 | 2015-07-24 08:03 | お勧めの本 | Trackback | Comments(4)