N饗によるマーラー交響曲10番

N饗アワーで、ツァグロゼク指揮によるマーラー交響曲の10番を聴く。
ツァグロゼクという人の指揮を始めて聴きましたが、現代音楽を得意とする人とのこと。
演奏は、端正で構築的で客観的なマーラーでした。
この10番の交響曲は僕は9番に次いで好きな曲で、特にラストの世界が崩壊していくような黙示録的にトランペットが鳴り響く所で慄然とするのですが、僕としてはもう少し、破壊的な演奏が好み。
しかしこの曲をTVで聴ける機会はめったにないと思うので、その意味ではとても楽しめました。
最近のN饗は先日のファビオ・ルイージ(この人のモーツァルトは大変素晴らしいものでした)といい客演が充実しています。
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# by maru33340 | 2007-01-07 22:16 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(2)

『戦争の日本近現代史』(加藤陽子)

近現代史の知識のあまりの不足を解消すべく、昨日購入した加藤陽子さんの『戦争の日本近現代史』を第3講まで読みました。
これはとても丁寧で問題意識に満ちたとても面白い本です。
大学でこのような講義に出会っていれば、歴史学者になろうと志したのでは・・・と思えるほど、その論理は明晰で、読み進むにつれてまるで自分の頭がよくなったのでは錯覚するほど。

特にその第1講に書かれている、

「(研究書を水割りしたような概説書や、教科書を水増しした概説書には)歴史には「出来事=事件」の他に、「問題=問い」があることに気付かせてくれない。(中略)そのような「問い」のかなりの部分は、時代の推移とともに人々の認識や知の型が、がらりと変わるのはなぜなのか、あるいは人々の複雑な行動を生み出すもととなった深部の力は何なのか、この二つの問題を考える点に集中する。」


という言葉は、これから少し歴史をちゃんと勉強しようと思い立った僕にはとても啓示的な言葉でした。

戦争の日本近現代史―東大式レッスン!征韓論から太平洋戦争まで
加藤 陽子 / / 講談社
ISBN : 4061495992
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# by maru33340 | 2007-01-07 19:18 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

雪が降る前に・・・

富山は明日から1週間雪の予報。
少し歴史関係の本をまとめ買いして「冬篭り」に備えようと、市電に乗って町中の本屋まで行ってきました。
あまり最初から専門的な歴史書に挑戦すると息切れしそうなので、軽めの本を何冊か買ってきました。
本日購入したのは、次のようなものです。

・『神風連とその時代』(渡辺京二)
・『戦争の日本近現代史』(加藤陽子)
・『幕末歴史散歩 東京編』(一坂太郎)
・『大人のための東京散歩案内』(三浦展)
・『司馬遼太郎対談選集3 歴史を動かす力』(司馬遼太郎)
・『吉田松陰 留魂録』
・『魅惑のオペラシリーズ1 「フィガロの結婚」』

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# by maru33340 | 2007-01-06 18:48 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

『評伝 宮崎滔天』(渡辺京二)

松岡正剛さんの「千夜千冊」のページで、宮崎滔天という志士の存在を知る。
恥ずかしながら寡聞にして、この人の事を知りませんでした。
松岡さんの紹介で興味を持ち、早速さいたま新都心の三省堂で、渡辺京二さんによる、『評伝宮崎滔天』を購入し、富山に戻る列車の中で読み始めましたが、これが実に面白い。
なにより中国革命に一身を捧げ、孫文に最も信頼された宮崎滔天という人物の生き方が破天荒なものだし、その人物像も一筋縄にはいかない複雑なもの。
しかし、残念ながら、僕の日本の近現代史に関する知識がいかんせん少なすぎることに気付き愕然としてしまうことも多々あり。
今年は気持ちを新たに、日本近現代史を勉強しようと、富山駅の本屋で、岩波新書の「日本近現代史①②」を購入しました。
しばらく日本の近現代史を勉強しようと思います。

評伝宮崎滔天
渡辺 京二 / / 書肆心水
ISBN : 4902854147
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# by maru33340 | 2007-01-04 22:08 | お勧めの本 | Trackback | Comments(2)

上野散策

上野鈴本で正月の初席を楽しもうかと出かけましたが、開演2時間半前でもう立ち見。
折からの落語ブームに加え、たい平、小朝といった人気の噺家が出るのではいたしかたなし。代わりにダリ展に行こうかと向かえば、こちらも2時間待ち。
いやはや大変なことです。
仕方なく精養軒でお昼を食べて上野東照宮にお参りし、谷中散策へ向かう途中、芸大の奏楽堂でニューイヤーコンサート開演とのチラシを見つけて、ふらりと立ち寄りました。
奏楽堂への入館料で聴ける芸大の学生によるこのコンサートが思わぬお年玉になりました。
内容はエルガーからモーツァルト、ヨハン・シュトラウスのワルツまで肩の凝らないメニューで楽しむことが出来ました。
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# by maru33340 | 2007-01-03 19:15 | 日常 | Trackback | Comments(0)

映画「武士の一分」を観る

冬休みで帰宅し、大掃除を終え、「武士の一分」を観て来ました。山田洋次による藤沢周平三部作の、前二作を観たので、まあ観てみようかなという軽い気持ちで観ましたが、予想以上に良い映画でした。キムタクの内省的な演技、そして檀れいの秘めた色香に目が離せません。光と陰のコントラストの美しさはまさに映画による「陰翳礼賛」と感じました。
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# by maru33340 | 2006-12-31 19:18 | 映画 | Trackback | Comments(2)

ついにパソコンを購入

4月に富山に赴任以来、こちらにはパソコンを持ってきていなかったため、ブログは携帯で投稿していました。
しかし、少し長い文章を打ち込むにはいささか不自由で、なんとかパソコンを購入したいと思っていて、ようやくこの年末に購入すること決め、今日めでたくインターネットも繋がりました。
あると当たり前のものが、いざ無いとなるといかに不自由かを思い知りました。
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# by maru33340 | 2006-12-27 23:13 | 日常 | Trackback | Comments(1)

Xmasイブに読むダライ・ラマ

昨日のXmasイブは、少し内省的な本をと、ダライ・ラマ14世の『思いやりのある生活』を読みました。
読み進めるにつれ穏やかで優しい気持ちになる、やはりイブにふさわしい本でした。
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# by maru33340 | 2006-12-25 07:26 | お勧めの本 | Trackback | Comments(0)

輪島へ

最近、漆塗の器に心ひかれています。富山にいる間に、是非漆塗の本場である輪島に行きたいと思っていましたが、今日思い切ってレンタカーを借りて能登に向かいました。
天気はあいにくの曇り空でしたが、2時間半のドライブは良い気分転換になりました。
輪島はとんびが舞う、静かな良い所で、とても気に入りました。昼食に旨い鮨を食べた後、「遊庵」という漆塗のギャラリーで、以前から欲しかった飯椀を購入することが出来、年末に良い一人旅が出来ました。
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# by maru33340 | 2006-12-23 19:22 | 日常 | Trackback | Comments(0)

ダニエル・ハーディングのブラームス

NHK音楽祭のTV放映でダニエル・ハーディング指揮でブラームス交響曲2番を聴きました。テンポ、強弱ともにとても個性的で、歌う所は極端に遅く官能的で、まるでマーラーのアダージョ楽章のよう。続くモーツァルト11歳の時の交響曲6番も、今目の前で音楽が生まれて来るのを目の当たりにするような新鮮な喜びを感じる演奏。どちらもとても気に入りました。今更ながらハーディング、大変な才能です。来年はマーラーの交響曲9番を演奏するそう。うーん、是非聴きたい。
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# by maru33340 | 2006-12-17 22:40 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(0)

音楽・本・映画などについての私的な感想


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